こーちゃんの日記

22歳。今春から金融機関で社会人。本気で楽しい仕事、人生を追い求めています。

地図とコンパスの話

去年11月と今年4月の投稿を見ると、到来する新生活の不安を押し殺すかのように粋って文章を書いてるのが恥ずかしいです。(笑)

最近になって漸く仕事も落ち着きました。実際に働くことを通じて今後の自分の方向性について少し光が見えてきました。

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結論からすれば「世界に通用する商品づくりがしたい」です。

二年越しの心のモヤモヤが一気に解消されました。人生の方向性についての話です。就職活動当初から、大学院や公務員ではなく、働くこと=漠然と商品づくりをしたい、だから民間に行きたいという考えでした。ところが説明会でメーカーの話を聞くうちに下手をすれば何年も工場勤務や営業など思い描いてたイメージと違って幻滅した記憶があります。

そこで、限られた就活期間では研修制度の整った大企業で基礎力を付けるか、メキメキ力を付けられるベンチャー企業で働くかの二択を考えていました。そこで後者を見始め、中でも考えを形にしやすい短期サイクルのメーカー系ベンチャーは無いかと思って探しましたが結局これも見つけられず仕舞いに終わりました。

もちろん、結論を出すために自分なりに広告代理店や商社、コンサル、上流下流メーカー、通信、不動産、金融など150社近く説明会にも足を運びましたが何か違いました。

そんなこんなで悶々してるうちに4月を迎えます。ええいどこか引っかかった企業がご縁のある会社だ!と割り切って志望動機を変えつつ受けましたが、やっぱり人生そう巧く行くはずも無く全ての駒を失いましたw。今までストレートに走りながら考えてきた僕の人生にとって初の大きな挫折でした。人生の選択について深く考えて来なかったことが災いしたのですが結果として本気で人生哲学を構築する貴重な時間を手に入れました。


しかし、ハローワークへ行ったり、色んな本を読んだり、夏まで悶々しても心が求める場所はありませんでした。とりあえず自分で起業できる選択肢を残そうと考え、採用を行っていた今の会社に入社して財務会計だけでも鍛えようと考えました。

ですが入社後も、やりたいことへの直接的な解決には繋がっておらず、またいくら財務会計の勉強をしたところで実務を通して実際に決算書を作らないとわからないのではないかという疑問が残ります。さらに融資を通じた提案業務のみに留まり自分が商品づくりに携われない歯痒さもあります。

そこであれこれ考えるうちに盲点だったのが、外資系メーカーであれば世界に通用する商品づくりができるのではないか、さらには日系と違ってポジションごとに採用を行っているのでまさにやりたいことが実現できるのではないかという一縷の光が見えてきたのかなというのが現在です。あくまで起業が目的では無かったので結果としてやりたいことは変わっていません。というか、日本の総合職制度って改めてなんなんだと思います。

とりあえず、シフトチェンジも考えながら来年の4月までにTOEIC800点以上を一つの指針としてビジネスで使える英語力を養います。方向性について勘違いしてたら嫌だなー。